インプラント 鎮静法6月のヤマ場[2022/06/24]
1週間に60時間ほど診療、さらにその後事務整理などでここ10年患者さまのためにハードに診療してきましたハプラス歯科の木村です。
いや、仕事があって求められて働いているというのは、ありがたいことです。さて6月はストレス月間なのですが、ちょっと気温も上がり雨も減りましたし、皆様もヤマ場超えたのではないでしょうか?私も今週が一つのピークで、深夜診療することに(ついつい)なってしまったのですが、その日が山だったかなと思います。夜10時前から鎮静麻酔をしつつ患者様を寝たり起こしたりをさせながら(本当は麻酔学的には好ましくありません)噛み合わせを何度も調整して、終わりが見えたのが日付変わって12時半。そこからさらに詰めて、結局終わったのが午前2時半。最後はここまで来たらなんとかしたいなと患者さまとお互い気合いで作品を仕上げるように煮詰まった、という感じに。そしてそういう日に限って内分泌に興奮性の神経伝達物質が動員されており眠りも浅く、翌日早起きで睡眠不足。その夜の前後で今年の前半は乗り切ったのかなと思います。合理化が進んだ現在ですが、私は古い価値観や精神論にも一理あると感じておりまして、医者たるもの、自分のプライベート優先の人は結局いい医者にはなれないと思いますし、圧倒的にタフネスが必要だとこの歳になってますます感じます。こちらをもし読んでくださっている若い先生がいらしたら、いつかその役回りがくる日が来ますので、その時に患者さんと仲間のために疲労を厭わず尽くしてあげてほしいなと思っています。全て終われば結果はどうあれ、とてもいい充足感を得られます。それが医者の幸せとなります。それではみなさまお疲れ様でした。
ハプラス歯科 木村