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2019年7月

渋谷ハプラス歯科インプラント周囲炎を防ぐ[2019/07/23]

おはようございます。
今年は梅雨が長引いてますね。
今日はインプラント周囲炎について。
 
歯を失ってしまった部位に
人工歯根であるインプラントを埋入し再建するのですが、
インプラントもまた歯周病になります。
インプラントの歯周病は「インプラント周囲炎(Peri-Implantitis)」と呼ばれています。
インプラントには天然歯にあるような免役防御機構がないので、
インプラント体表面が感染した場合、炎症が進行しやすく組織破壊のスピードや程度が大きい。

近年、日本歯周病学会でも海外の歯周病学会でも
インプラント周囲炎に関する報告が非常に増えておりまして、
世界的にも関心が高まっています。
 
発生率はどれくらいか。
特定の原因はあるのか。
治療はできるのか。
現時点でインプラント周囲炎に関して報告されている内容を数回にわけてまとめてみます。
まずはインプラント周囲炎の原因についてです。
 

インプラント周囲炎の原因

歯周病患者のインプラント周囲炎発生率に関して、複数研究をまとめた報告によると、歯周病に罹患した既往のある患者の20%がインプラント周囲炎に罹患していた(JP, Atieh, 2013)。という報告があります。歯周病の既往がある方の5人に一人がインプラント周囲炎になってしまうという統計です。成人の80%が歯周炎に罹患しているという報告と合わせると、インプラント周囲炎は珍しい病気ではないということが言えます。また、歯周病の既往歴がある患者は、インプラントが骨に結合(オッセオインテグレーション)した後でも、インプラントが脱落してしまう確率が平均6%で起こります(JCP, Quirynen M, 2007)。では、インプラント周囲炎は感染症ですが、感染インプラント表面の細菌叢はどのようになっているのでしょうか。インプラントと天然歯は似た細菌組成であり(COIR, Shibli JA, 2008)、また、インプラントを埋入しアバットメント(中間構造物)を装着後二週間以内に残存天然歯表面と同じ種類の菌種が検出される(COIR, Quirynen M, 2005)。という報告を見ると、インプラント埋入をする際には口腔内の細菌コントロールが完了しなければいけないと言えます。この際の細菌のコントロールとは、すべての菌を完全除去するということではなく、全体量を可能な限り減らす。ということです。術前に全顎的クリーニングを行い、プラークや歯石を除去することが必要です。
インプラントの成功率を左右するものとしては、年齢、喫煙習慣、糖尿病、口腔衛生状態、歯周病の既往、遺伝、インプラント表面性状等が挙げられます。成功率を左右する上記の内容を術前診査を通して把握し、コントロールできることはコントロールする必要があります。インプラントの予後とは関係ないかもしれませんが、個人的な臨床経験からすると、栄養状態の悪い患者さんは組織治癒が遅くなる傾向にあります。また、インプラント周囲炎に罹患したインプラントの8割に余剰セメントが関与していた(JP, Wilson TG, 2009)という報告もあります。セメントを使ってインプラント上部構造をセットする際は、細心の注意を払って、余ったセメントをすべて取り除くことが重要です。これは術者の要因ですので、必ず無くさなくてはいけません。
インプラントは埋入して終わりではなく、長期にわたって健康な状態を維持することが大切です。診査診断、クリーニング、外科術式、補綴操作、メンテナンスの各ステップで心がけるべき点が多くあります。
 
矢野

渋谷ハプラス歯科ジルコニアアバットメント[2019/07/09]

アバットメント(中間構造物)の材質はいくつかありますが、
ジルコニアアバットとフルジルコニアクラウンを組み合わせると透明感が高くて審美性の高い上部構造を作製することが可能になります。アバットメント形態をオーダーメイドにしているため、骨-歯肉からの補綴の立ち上がりも自然なものになります。
立ち上がりが自然になれば、汚れが溜まりにくくなり、また清掃性が向上します。
清掃性が向上すればインプラント周囲炎のリスクも軽減できます。

フルジルコニアでアバットメントを作製するとインプラントボディのチタンが摩耗してしまうので、インプラントボディとの連結部はチタンベースにしています。
あとは強度の問題があるため、咬合力や咬合接触、咬合調整は気を使って行うようにしています。

臼歯3本欠損の症例。

ジルコニアアバットメント装着後
上部構造(セメントリテイン)
上部構造の外観
患者さん、非常に満足されていました。
 
矢野

渋谷ハプラス歯科睡眠について〜安眠できていますか〜[2019/07/08]

健康の基礎は食事、運動、睡眠の3つです。
これらがうまく確保されなければ、健康のバランスを崩してしまいます。
食事は気をつけてますし、運動もジムに行っていますが、
 
最近寝付きと睡眠の質が悪いので、疲れが取れないことが多く、
睡眠について調べてみました。

総務省の調査によると
日本人の全年齢の平均睡眠時間は女性が7時間36分、男性が7時間49分だそうです。
ただここで問題となってくるのが、睡眠の量ではなく、です。
長く寝ても、浅い眠りであれば、体は回復しません。
睡眠中は、深い眠りの「ノンレム睡眠」と浅い眠りの「レム睡眠」を繰り返しています。
深い睡眠を得るのはノンレム睡眠時で、これが重要になります。
 
寝入ってから2~3時間後が成長ホルモンが分泌され、体を回復させます。
成長ホルモンが分泌されていると、目覚めも良くなります。
 
ではどのようにスムーズに入眠することができるのでしょうか。
調べたところ、以下の内容が効果がありそうでした。
・自分にあった寝具を整える(マット、枕、パジャマ)
・遮光カーテンを使用する。
・気温や湿度の管理をする。
・朝起きた時日光を浴びる。(浴びてから15時間後に睡眠ホルモンのメラトニンが分泌される)
・カモミール茶など、安眠効果のあるものを飲む。
・睡眠前に血流を良くする。(軽い運動やストレッチや、入浴)
・リラックスする音楽などを聞く。
・瞑想などを行う。
・睡眠前3時間は食事をしない。
 
ふむ。どれも実践できそうなものばかりです。
ただ、勤務時間の関係上
睡眠前3時間は食事をしない。これは結構難しそうです。
午後9時まで診療し、帰宅するのが10時半ころなので、食事がどうしても遅くなってしまいますね。
さぁやってみよう。
結果はまた報告します^^
 
矢野

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