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医院の事 新宿ハプラス歯科 鎮静法鎮静法の回復薬。[2021/08/03]

静脈内鎮静法を併用して嘔吐反射や歯科恐怖症の患者さまを1000例ほど治してきましたハプラス歯科の木村です。
鎮静法は点滴から徐々に薬を入れていく性質上、
はじめは効きが弱く、終了にむけてだんだん深くなっていきやすいものです。そうならないように一定にするのが麻酔医の腕なのだと思いますが、それでも深くなってしまいがちです。
患者さんも無意識のうちにやってほしいと望まれる方がほとんどですし。
でもそれは外来でやるには深すぎでやや危ない領域と言えます。
 
さてそんな中私自身としては患者さんに安心してほしいので、つい鎮静度が深くなってしまうことは多々あります。
そんな時どうするかですが、基本は回復薬は入れずに薬が分解されるまで待つ、その後帰宅指示、というのが正解です。
ですがどうしても起こさないといけない時には拮抗薬を入れます。
 

 
拮抗薬よりもミタゾラムの半減期の方が長いので要注意です。醒めたつもりでそうでないことは有り得ます。
 
ちなみにソセゴンでの終了の際にはこちらを入れています。
 

 
 
ソセゴンに限らずですが麻酔の後に気持ち悪くなる人は一定数いますので、こちらは有効と感じています。
 
ハプラス歯科 木村

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