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渋谷ハプラス歯科インプラントが抜ける!? 1[2018/08/18]

こんにちは。渋谷院の院長の矢野です。
今日の渋谷は昨日に引き続き涼しくて過ごしやすい一日でした^^
 
 
初診無料カウンセリングの際に患者さんによく聞かれることがあります。
 
「先生、このインプラントは一生もつの?」
「インプラントの寿命ってどれくらいなんですか?」
 
当院(池袋院・渋谷院)はインプラント治療を専門的に多く行っています。
できるだけ患者さんに寄り添った価格帯を目指していますが
決して安価な治療ではありません。
ある程度高額な治療になりますので、治療したインプラントがどれくらいもつのかというのは
誰しもが気になるところだと思います。
まさか数年でだめになってしまうとは、誰も想像しないことでしょう。
 
ではインプラントは一生ものなのか?
それは違います。
 
すべての天然の歯が、一生もつわけではないように
インプラントもまた、問題が起きてしまうことがあります。
近年、インプラント治療後の様々なトラブルが世界的に問題になっています。
 
トラブルの中でも最も大きな割合を占めているのが
「インプラント周囲炎」です。
インプラント周囲組織に感染-炎症が広がり、周囲組織が破壊されていくと、
周囲歯肉からの出血や排膿、腫脹などの兆候が現れ、
さらに進行すると最悪の場合、インプラントが抜けてしまうことがあります。
いわゆるインプラントの歯周病のような疾患です。(厳密にいうと異なりますが。。)

天然歯牙の場合は、歯牙のまわりに歯根膜が存在していて、
この歯根膜の中には毛細血管や幹細胞が豊富に含まれています。
この構造があるために、細菌感染に対する免疫機構が働きます。
また、幹細胞が組織再生を促すこともあります。
 
それに対して、インプラント体の周りには、歯根膜が存在していません。
免疫のバリアが存在していないということです。
免疫のバリアがなければ、炎症に対する抵抗性が低いということです。
また、インプラントは人工物です。
天然の歯牙にできるだけ近づけるために多くの研究と開発がなされましたが、
天然歯にはかないません。
構造上天然の歯牙に比べるとやや磨きづらい形態をしています。
部品の数も多く、接続部での問題も起きることがあります。

 
インプラントは非常に有効な治療方法です。
見た目も回復できて、再び咬めるようになります。
 
そんな
インプラントを長持ちさせるためには
インプラント周囲への細菌感染、そしてそれによって起こる炎症反応を防がなければいけません。
インプラントも、自分の歯と同じように
あるいはそれ以上に丁寧にクリーニング・メンテナンスする必要があります。

 
予防が何よりも大切ということです。
 
ハプラス池袋院・渋谷院では、
定期的なメンテナンスを推奨しています。
インプラントのための専門的なメンテナンスシステムを導入しています。
共に長持ちさせていきましょう。
もし問題が起きてしまった場合でも、対処方法はありますので、ご心配なく^^
 
矢野

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