その他 医院の事コロナ感染症、緊急事態宣言の助成金、補助金。[2020/04/09]
当院では延期できる治療は延期し、診療はなるたけ自粛すべきであろうとの判断のもと、大幅に診療は縮小しています。
コロナは本当にナメているとかかってからでは怖いと危惧しておりまして、安全第一を徹底している関係上ほぼ診療は閉じています。しかしこの間売り上げはゼロですし、従業員に給与は払わねばなりませんし、はっきり言って相当痛いです。ですのでなんとなく診療続けている医院さんもあるのが実情だと思いますが、同じ仕事している仲間として私が思うに、今は治療はやめるべきです。切削を伴う歯科治療してる限りは本質的には感染防御はできません。繰り返しですが患者さんとスタッフのこと大切に思うのであれば今は苦しくても医院を閉じれたら閉じるのが誠意ではと考えております。
とは言え医院が傾いてしまって経営危機では元も子もないので、経営者としてやれる努力は全てやろうと思います。まず具体的には雇用関係の助成金や補助金を申請しております。補助金、もらえるといいのですが・・・。同じように動いている医院さんや経営者のかたはいらっしゃると思うので、今日はここで情報シェアさせていただこうと思います。
現在、具体的にどんな助成金があるのかと言うこと
可能性のある助成金や保証制度を
4つ紹介いたします。
まず1つ目は雇用調整助成金で
コロナの影響で休業し売上が下がった場合
事業主が申請しすると
従業員の給料を補填するものになります。
2つ目はベビーシッター助成金で
これも事業主が申請すると
従業員は小学3年生までの
ベビーシッターや子供の世話利用を
月最大264000円分割引で受けられます。
3つ目は休校に伴う休業補償助成金で
学校を休んだ子供の世話をするため
仕事が出来ない親に対して
1日8330円を支給するもので
これも事業主が申請します。
4つ目はセーフティーネット保証で
これは売上が前年同期比
5%以上ダウンした中小企業に
最大2.8億円貸し付けるというもので
経営状況により条件は異なります。
さらに、テレワークの補助ですとか、一昨日は安倍首相から大規模経済対策が打ち出され、中小企業は200万円支援、など、どんどん制度は拡充されています。利用しないと本当にまずいので、普段こういう時のためにしっかり税金納めているので、利用させてもらおうと思います。ポイントですが、自分で考えて書いてやる、という事です。社労士は今大忙しで全く捕まらず、仕事は頼めません。さらに行政の助成金申請窓口も大忙しで電話も全く繋がりません。
というわけで、ちゃんと申請すると、お金が入るはずですので
休業の決断をなさった事業主は上記の助成金や保証を調べて、至急申請することをお勧めします。本当に煩雑ですが、頑張りましょう。くれぐれもみなさまお大事になさって下さい。
ハプラス歯科 木村