渋谷ハプラス歯科なぜ歯を残すのか 〜寿命編〜[2019/06/11]
なぜ歯を残すのか。
それは寿命を延ばすためです。
歯と寿命の関係は直接的な結びつきは無いように思えますが、
残存歯数と寿命が関連しているのは確かなようです。
日本を始め数多くの国々で疫学研究がされてきました。
手法は大規模なコホート研究が多いです。
様々な国が様々な年齢などの条件下で研究しても同様の結果が得られます
「長生きするために歯を残そう」というのは、
正当性の高い考えですね。
ではなぜ残存歯数が少ない人々の死亡率が高いのでしょうか?
これは様々な要因が考えられます。
歯の喪失原因である歯周病と、全身疾患の関係。
歯が無いことによる咀嚼力の低下、そしてそれが及ぼす栄養摂取能力の低下。
摂食嚥下機能低下による誤嚥性肺炎。などなど。
歯を失わないために一番大切なこと。
ズバリ、それは定期的なメンテナンスです。
メンテナンスに継続して来られる方が、モチベーションも下がりにくく、
デンタルIQも高く、よくお口のことを勉強されています。
磨き方や食べ方、治療の方法に関しても良くご存知です。
それでももし歯を失ってしまった場合は。。
インプラントや義歯、ブリッジなどの補綴的選択肢の中から
ベストなアプローチで「再建」するしかないですね。
矢野