医院の事患者さまへ。新人さん入社への御礼。[2024/05/03]
今年も合計x名の若い才能がわが社に入社してくださいました。働き手不足の現代で新入社員の皆様にご評価いただく、そしてご入社いただくと言う事は
患者様に選んでいただくと言うことと同じくらい毎年嬉しい気持ちになります。
私は趣味で植物をやっているんですが、人を育てる事はお花を育てることとちょっと似ています。
まず環境が大切です。温暖な気候と肥沃な土があれば、植物はよく育ちます。そもそも強いお花はもっと育ちます。弱いお花もそれなりに育ちます。
時として辛い決断もあります。別段こちらが悪くないのに、雨風にさらされて悪くなったり、虫がついたり、悪い病気になったりして、周りを守るためにそいつを根ごと引っこ抜いて捨てないといけない時もあります。丹精込めないといけません。毎日、とは言わないまでも観察しないといけません。朝と夕方の良い時間にお水をあげないといけません。他にもたくさんのコツがあります。私の知ってる以上のコツがたくさんあり、それを駆使して農家のかたはいい作物を育てていらっしゃるのでしょう。
でしかしですが、どれだけこちらが努力しても、例えばバラのお花を紫陽花に変える事はできません。つまり、その子を育てることはできても、その子を変える事はできないのです。
その点においては、まだ人間には希望があり、株を買ってきたときや植える場所で大体はわかってしまう植物よりは、例えば我々日本人はどれだけ遺伝仕組み買いをしてもアングロサクソンにはなれないのだと思いますが、そういった意味ではなくて、人は人生の中で変わっていける育っていけると、まだ私は信じています。
そんなことをに悩みつつも、最近はなすがまま。新人さんや数年めの方々を育てるといいますか、その人たちみんなに何かを話すと言うことに結構慣れてきました。あんまり考えなくなりましたし、ズケズケと物を言うようになりました。そしたらやっと1ヵ月経ったところですが、まだ1人も退職していないのでちょっといいのかなと思っています。前は気合入りすぎて30%位が4月にやめたりだとかざらでした。そんな程度の会社ですし、私です。
患者様方も当然、そんなことを100も承知で、若いスタッフたちでたくさんの当院にご通院くださいまして、ありがとうございます。もっとご近所でもっとベテランの先生と女性陣で固められた歯医者さんはたくさんあろうかと思います。日本はこれから大変な局面になるというのは、どの媒体や情報源を見ても言われていることですが、ほんとにそうなんだと思ってはいるのですが、当院にご通院いただいて、一生懸命何とかやろうとしている若いスタッフたちの話を聞いて治療を受けてくださっている患者様方、皆様方にこれからの若者は育てていただいておると、ここに社員一同を代表しまして、改めて御礼申し上げます。本当は、患者様はサービスを受ける側であってそういった教育機会のご提供をいただけると言う事は、その外にあるものですが、しかし、そういった社会情勢の中で、至らないわが社の若手の対応にまぁいいかと許してくださる患者様方本当にありがとうございます。お礼を言う暇もなく、みんな必死にやっておりまして、あっという間にゴールデンウィークに入りますが、4月はわが社一同も患者様も本当によく頑張ってくださったと、やり切ったと、感じておりまして私は幸せですし、連休よく眠れそうです。本日連休前なのにインプラントを埋めてくださったり、治療を受けてくださった皆様、くれぐれもお大事になさってくださいませ。感謝。
敬具
ハプラス歯科 理事長 木村