インプラント増骨の見積もりや手法について。[2021/10/02]
インプラント手術経験5000症例のハプラス歯科の木村と申します。定期的にインプラントのことも記載いたします。
インプラントで骨が足りない時は追加の骨を増やす処置を行います。
今回は最も簡単なやり方で。
いわゆるGBR
Guided bone regenerations
のお手軽版
お写真のケースでインプラントをど真ん中に入れようと思うと頬側の骨が痩せているのでインプラントが骨からはみ出ることになります。
ここで対策としては、
1少し舌側にずらして入れるか、
2深く入れるか、
3骨を足すか、
4何もしないとなります。
基本インプラントはど真ん中、ぴったりの深さに入れたほうが良いので、ベストは骨を足すとなります。なにもそんなに大掛かりに骨を作る手術をしなくても大丈夫です。
骨を削るときに出る骨の削片を集めておき、頬側の露出したインプラント体にぺぺんと。
これで縫合して終了です。
ちなみにこのケースであれば何も足さないでも多分20年くらい問題なく使えます。
追加の費用もいただいてません、このケースは完成まで1歯23万円+税
のみです。
このやり方がお互いに一番楽です。大体20分くらいで手術は終わります。ではまた^ – ^
歯プラス 木村