新宿ハプラス歯科 鎮静法静脈鎮静の薬が不足しています。[2021/07/03]
静脈内鎮静法はじめ様々な鎮静手法を駆使して嘔吐反射や歯科恐怖症の患者さまをかれこれ1000例ほど治してきましたハプラス歯科の木村です。
新型コロナウイルス感染症の影響なのでしょうか、今年の三月頃から鎮静で使う薬が入手できなくなりました。今のところ在庫と新たな薬剤を試しつつカバーしています。本日はそちらを共有しようと思います。
まず一番効果的、かつ効き目も強いプロポフォールが入手できなくなりました。
おそらくはもっと重い病棟に回されているか、
そもそも製造ラインを止めるなど、医療資源が違うところに振り向けられているのだと思います。
親知らず抜歯の時などにとても有効だったので、親知らずを鎮静併用で抜歯したい人などは少し経ってから、来年くらいにやるのがおすすめです。たぶんどの歯科でもそうだと思います。
ちなみにこちらのお薬、かのアメリカのスーパースターが亡くなったと噂されているものでして、本当に注意が必要です。
鎮静法は、普通の歯科治療ではありません。特別な治療です。
最近鎮静歯科の依頼が増えているのですが、患者さまにおかれましても、きちんと歯を治しきろう、と決意を持ってご通院いただければと思います。
新宿ハプラス歯科 木村