HAPLUS ハプラス歯科
営業時間
電話で問い合わせ メールで問い合わせ ネット予約はこちら
中文版 英語版

HAPLUS ハプラス歯科

  1. ホーム>
  2. ハプラスブログ

インプラント癒やしのインプラント[2018/07/24]

「癒やしのインプラント」と書くと、
ずいぶん正反対の響きに聞こえますが、
私にとって、インプラント外科を行っているときは、癒やしの時間です。
決して楽な治療だと言うわけではなく、
逆に考えることがとても多い。
神経を使います。
患者さんの当日の体調、
全身疾患を持っているかどうか、服用薬はあるかどうかをしっかりチェックし、
心拍数や血圧、抹消酸素飽和度も計測しながら施術をします。
呼吸を含めたバイタル状態を常に確認しながら
緊張しているかどうか、痛みを感じているかどうか、喉が苦しくないかどうかまで気にして、
一つ一つ確実に治療を進めます。
合併症が起きないように、解剖学的特徴に注意しながら行います。
切開も縫合も、治癒が綺麗に早く進むように丁寧に行うことを心がけ、
ドリリングの際は、手先の感覚で骨の硬さや出血の程度を分析して
最適な埋入窩を形成します。
また理想の位置へインプラントを埋入するために、術前のシミュレーションをしっかり行い、
イメージトレーニングも行います。
また、術者だけではなく、アシスタントとの連携も重要なので、治療の前後は、共有の場を持つようにしています。
インプラント治療は、術式が確立していて、
今となっては広く行われている術式ですが、
決して簡単な治療ではありません。
毎回のように、様々なことを考えてのぞみ、様々な事を考えながら治療します。
このように複雑な治療を行うときは、
肉体的にはそれなりの疲労がたまりますが、
一つ一つのステップを集中して丁寧に行っていると、
心は癒やされます。
治療が終わった後に患者さんとお話をしてさらに癒やされます。
患者さんも一生懸命に手術を受けていたのがわかります。
大げさかもしれませんが、歯科医師で良かったなと思える瞬間です。
渋谷院 院長 矢野

  1. ホーム>
  2. ハプラスブログ