医院の事 渋谷ハプラス歯科渋谷の桜[2019/04/03]
池袋は西口公園で毎年桜を見れるんですけど、
渋谷の街って桜がないなあ。
どこでみんな見るんだろ。やっぱ難しい街、と思っていたら、
ハチ公のところって桜の木でした。
あの広場がこの季節この時間は、こんなにキレイになるんだな。
しばし見とれました。日本の心に。
木村
池袋は西口公園で毎年桜を見れるんですけど、
渋谷の街って桜がないなあ。
どこでみんな見るんだろ。やっぱ難しい街、と思っていたら、
ハチ公のところって桜の木でした。
あの広場がこの季節この時間は、こんなにキレイになるんだな。
しばし見とれました。日本の心に。
木村
本日11時41分、新元号が発表されました。
7秒ほどして、新元号がもつ響きがじんわり体に伝わってきました。
美しい。と思いました。
響きで美しいと思った後に
令という漢字と和という漢字の絶妙な調和を視覚的に感じました。
令という字の視覚的な美しさと背筋が伸びるような奥ゆかしさ。
和がもつ柔らかさ。
令の字は、
初春の令月にして、気淑(よ)く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす
という万葉集の歌からとったものだそうです。
(ということで万葉集を早速購入。)この本では、令き月(よきつき)という表現がされています。良い、美しいという意味です。
それと共に、一つの時代が終わりを迎え、新しい時代が始まることを実感しました。
私は昭和生まれですが、人生の殆どを平成という時代で過ごしました。
幼稚園から小学校、中学校、高校、大学、大学院、そしてハプラス歯科で働く今に至るまでです。
いい思い出も辛い思い出も、このように一つの「平成」という時代として一括りに振り返ることができています。
平成は、阪神大震災や東日本大震災、その他多くの自然災害がありました。また、極東アジアの情勢が不安定になっている時代背景もあります。
そんな中、2020年には東京オリンピックが開催されます。
様々な国難を経て、日本が復興・再興している時代であると感じています。
ここ渋谷でも100年に一度と言われる都市再開発が集中的に行われています。
新時代の幕開けと言ったら大げさかもしれませんが、非常に感慨深い心持ちです。
中島みゆきの「時代」の歌詞「あんな時代もあったねときっと笑って話せる日がくるわ」というように、平成という時代をいつか懐かしく回顧する日がくるのでしょうか。
矢野
二年に一度ドイツのケルンで開催される世界最大のデンタルショー
個人的には初参加となります。
木村理事長から、「世界の潮流を知るために必ず行くべきだ」と勧められました。
ドイツは12年ぶりでしたし、グローバルな空気感を味わいたく、
また、最新の歯科業界に関して知りたいという思いがありました。
会場はケルンメッセ。かなり広いです。といいますか、巨大です。
IDSには世界各国から大小合わせて4000もの企業が参加。
参加者4000人ではなく、4000会社!!
そしてとにかく人が多い。とくにヨーロッパの方々が多い。
会場に入ってしばらくは規模と多国籍感に圧倒されてあっという間に時間がすぎました。
この空気感はなんとも言えませんでした。日本では体験できない種のものです。
参加職種も、ドクターのみならず(むしろドクターは少ないかも)衛生士、バイヤー、各業界関係者など様々。
こうやって規模を見ていると、「歯科医療」の産業としての巨大さを実感しました。
聞いたことの無い企業が沢山あり、そして日本の企業は多くない。
韓国、中国の企業は日本の出店数の3-4倍。
これは日本が世界に誇る会社、GC(ジーシー)
そしてラスベガスのカジノかと錯覚するようなおしゃれなブースも。(真面目な会社です)
大企業ほど大きなブースを設営していました。
現在の歯科界のイノベーションは何かというと、
デジタル化。
口腔内のデータを3Dスキャナーでスキャンし、データ化。
それをもとにVRでインプラント手術のシミュレーションを行うことも可能。
そしてそこから
このように自動削合マシーンで10分でかぶせものを作ることも可能。
あるいは将来的には ↑3Dプリンタ で被せ物を作ることも可能になるかもしれません。
VRでのシミュレーションは非常に面白かった。没入感があり、また3次元的に骨の中を覗けました。
これは教育や術前シミュレーションに良いと思います。
デジタル化のフローをまとめますと
患者のデータを
・採得する→ CTテクノロジー 3Dスキャナー そしてそれを重ね合わせる技術
・診断/シミュレーションする→ 診断ソフトとシミュレーションツール(VR)
・制作する→ 3Dプリンティング、ミリングマシーンで 補綴物やサージカルガイドの制作
などに分けられると思いますが、
どの会社が、どの分野に強いというのが関心を集めます。
以前と違い、いまはデータがオープン化していますので、CTとシミュレーションソフトが違う会社でも大丈夫です。
さらに補綴物制作に関しても、大型の技工所がミリングマシーンを所有していますので、
デジタルに強いラボとオンライン上でやりとりをすれば、ワークフローがデジタル化できます。
デジタル化は良いのですが、導入が難しい。
一般臨床に適応しようとすると、ワークフローのスムーズさとコストパフォーマンスが非常に重要になるからです。
400万円する機械を買っても、2-3年で新しいものがリリースされます。もっと便利でクリティカルな機器がそのうち出るわけです。
歯科用顕微鏡とデジタル関連機器では、サイクルが違います。
もうすでにデジタル機器を多数取り揃えて有効活用しているクリニックはありますが、
大多数のクリニックは、デジタル関連の全体的な価格が下がったり、機器の開発スピードが落ち着いてくるのを待っています。
今後も数十年はこのデジタル化が歯科業界のトレンドになるはずです。
将来的には、診断AI、AR、ロボットアーム(マイクロアーム、サージカルアーム)、固い材料の3Dプリンティング、人工骨の3Dプリンティングが次のトピックになるのではないかと予測しています。
また来ます。ケルン
写真はケルンとデュッセルドルフの地ビール
ビールは時差ボケ解消に効くらしいです。。。?
矢野
理事長に聞きました。
「インプラント治療の秘訣はなんですか」と。
すると理事長はこう答えました。
「基本に忠実にすること」と。
ということで
コースに参加し、基本から学び直しをしています。
臨床経験をある程度積んでくると、基本的な知識がより重要に感じます。
ワールドスタンダードの理論と術式を学んでおります。
新しい発見が沢山あります。
豚顎を使ったオペ実習では、インプラント埋入と移植の実習を行いました。
いろんなコースがありますが、
今回参加したコースの良いところは、
エビデンス(科学的根拠)をしっかり勉強しなおすところです。
なぜその治療方法がいいのか。
合併症の確率は。
なぜその材料を使うのか。
などを見直すいい機会になりました。
矢野
先程、患者さんから
「先生のブログ読んでいます」と言っていただいて、
とても嬉しく思いました。
「最近書いていないので、今日書きます」とお返ししまして、
書き込みページを開けてみたのですが、、
これにはビックリです。
つい2週間前にブログを更新したと思っていたのですが、、
時間が経つのは早いですね。。。
暖かくなってきましたし、
ブログの方も冬眠期間を終えたいと思います^^
乞うご期待
矢野
休日はインプラントセミナーに参加してきました。
講師は世界的に著名な先生。
テーマは上顎洞粘膜挙上術(サイナスリフト)
上顎臼歯部のインプラントを埋入する際に、骨の厚みが足りないことが多く、
増骨を要することが多々あります。
増骨する際は、通常のインプラント埋入に加え、追加の外科処置が必要になります。
上顎洞という頭蓋骨にある骨空洞の領域に手を加えることになりますので、
外科術式や解剖学的形態の把握、骨補填材に関する理解は必須になります。
また、数%の割合で合併症を引き起こすので、その場合は適切なマネジメントが必要になります。
この日は、
リスクをいかに回避するか
についていろいろと学ばされました。
医療行為に「絶対」はありませんから。
心に残ったことが、2点ほどあります。
1つ目は
・トラブルを起こすときは、難しい症例なのに簡単だと錯覚してしまうとき
これは心に響きました。
普段何気なく行っているインプラント外科処置でも、様々な要素を複合的に考えながら行っています。それに慣れてしまい、ついつい大事な診査診断項目を見落としまうようなことがあってはいけないよ。
ということです。
2つ目は
アシスタントスタッフも同様に外科処置に対する深い理解を持たなければいけない
ということです。
手術は一人ではできません。
主治医の左右の手、アシスタントの左右の手、場合によっては器具出しの左右の手の
4−6本の手を使って治療をします。
意思疎通と連携、イメージと情報の共有が必須になります。
スタッフ一同、気を引き締めて参ります。
矢野
こんにちは。
最近、玄米にはまっています。
写真は、日本全国から集められた、自然栽培オンリーの玄米ショップ。
圧巻です。
玄米というと、
「白米に比べて美味しくない。」
という印象があるかもしれませんが、
実はすごーく美味しい。
甘い。噛みごたえがある。栄養価満点。食物繊維が豊富。
なんです。
食べた時の食後の血糖値の上昇も緩徐。低GI食品です。
まさに、いいことづくめです。
ただ、玄米が潜在的にもつ力を最大限に発揮するためには、
「発芽」
をさせなければなりません。
発芽の際に眠っていた酵素が活性化し、出芽のために必要な栄養を玄米の内部に増やすため、玄米よりも栄養価が高くなります。
食物繊維、ビタミンE、ミネラル、オリザノール、GABA(ギャバ)などが豊富に含まれています。
その中でも特筆すべきは
ガンマオリザノール。
近年、ガンマオリザノールが糖尿病治療に効果的あるという研究が進んでいます。
参照:Natural food science based novel approach toward prevention and treatment of obesity and type 2 diabetes: Recent studies on brown rice and γ-oryzanol, Obesity Research & Clinical Practice, 2013
もともとすごくジャンクフードが好きなのですが、
最近は「食」の調査と体験が趣味になってきました。
あけましておめでとうございます。
年末年始はたっぷりとお休みをいただきました。
帰りの新幹線で2018年最後の富士山にお別れを告げました。
神戸の実家に帰り、家族でゆっくりと過ごしました。
休んでいるはずなのにどんどん疲れていくので、
2018年で蓄積された疲労を感じました。
渋谷の開業で走り抜けましたから。
初詣は家族で奈良へ。
春日大社へお参りに。
見て下さいこの人の海。
並ぶだけで疲れたので、ご褒美に春日まんじゅう。
鹿には鹿せんべい。
バクバク食べる。
しかし、よく見るとすごくイケメン。
実は奈良はとてもいいところなんです。(言うまでもなく)
日本最古の都ですから。
落ち着きがあって、重みがありました。
大好物の柿の葉寿司もありますし、
奈良漬も最高に美味しい。
漬物が美味しく感じる年齢に差し掛かってきました。
(理事長の後を追うように)
夕暮れの東大寺は圧巻でした。
奈良のブログになってしまいましたが、
2019年もよろしくお願いします。
矢野
仕事は皆に任せよう。自分はそれを支えよう。
今年のはじめに決めた事でした。もちろんすぐ上手くいくわけなく、今は逆に週60時間診療に逆戻りですが。
春に渋谷を立ち上げ、矢野と死線を彷徨い、池袋のことも頭から離れぬのに行くに行けず。
皆に任せようというよりもうそうするしかない、というのが偽らざる今の本音です。
ですので、自分は2019年にどうするべきかというと、もっと皆を支えよう。もっと率先して診療しよう。
という感じでしょうか。
写真ですが締め業務を上司が部下に遅くまで残って教えてた時のものでして、
徐々にですが社員が社員を教える会社になりました。
社員の皆様に感謝と、
取引先各位の皆さま、お世話になりました。
そしていちばんは、変化と成長のはやい当院についてきてくださる患者さまたちに
心より感謝申し上げ、平成最後の年末の挨拶とさせていただきます。
年始は2019年、1月5日より通常診療いたします。
年末年始期間も、フリーダイヤルからは初診と急患対応は連絡が繋がるようになっています。
皆さまにとって2019年が明るい1年になることを心より祈念しております。
良いお年をお迎えください。
2018.12.29 木村
基礎の基礎から学び直したかったので、
インプラントセミナー(コース)に参加することにしました。
歯科の業界は、ドクター向けのいろんなセミナーがあります。
インプラントセミナーや
矯正セミナー
歯周病セミナー
経営セミナーなど。
一日で終わるものから、一年コースまで様々です。
歯科医学はその中で様々な専門に分かれています。
学部生のころに学んだ知識だけでは、日々の臨床で足りないことが多々あります。
また、医学分野は、常に新しい知識と術式がアップデートされていきます。
なので僕らドクターは
学会に参加したり、
セミナーを受講したりして研鑽を積んでいるわけです。
ハプラス歯科では特にインプラント治療が多いのですが、
インプラント治療は外科治療でありますし、
場合によっては数時間かけて全顎的な外科治療を行うこともあります。
侵襲性は歯科治療の中では大きい部類にあたります。
今回参加したセミナーは、
アメリカで専門医を取得された先生が開催されていまして、
「エビデンスに基づいたインプラント治療」です。
エビデンスとは科学的根拠という意味です。
科学的根拠に基づくと、そのインプラント治療はどうなのか
というコンセプトです。
エビデンスという言葉が好きです。
臨床をしていれば、うまくいくこともありますし、まれにうまくいかないこともあります。
ではなぜうまくいったのか、どううまくいったのか、なぜうまくいかなかったのか。
これを、先人たちが臨床研究を行い統計をとりながら必死にまとめていったのがエビデンスです。
過去の先人たちの叡智とも言えます。
ただ闇雲に治療を行うのではなく、
信頼性の高い治療を、ガイドラインや指針に基づきながら行うこと。
これがEBM(Evidence-Based Medicine)です。
このセミナーでは様々な統計や論文のデータを
効率的に学ぶことができました。
技術×知識
このバランスが非常に重要であることを再認識いたしました。
矢野
東京で6つの歯科医院を経営しております理事長歯科医の木村と申します。 写真が達者のLOTUS歯科の矢野先生と知り合ってからこちら、仕事だけでなく趣味で口腔内写真、歯の写真を撮っております。本日抜歯させていただいた親知らず […]
東京で5軒ほど、ハプラス歯科という歯医者と、板橋でちくわ歯科というのをやっております歯医者の木村と申します。 ちくわ歯科というのはもともと親交のあったイチロー先生という先生が奥様と2人だけで小さくやっておられたんですけれ […]
続き、 前回の投稿は偉そうなことを書いてしまいまして、専門家でもないのにすみません。 ここからが、市民のできそうな小さな考えと心がけ。 4、粗食にする。残さず食べる。 戦争になると日本は食料自給できないので、ひもじくなり […]
東京で15年ほど6件の歯医者をやっております。ハプラスの木村と申します。 私の祖父母は戦争中の人でして、日本の夏はやはり敗戦の季節だからか、テレビでそういう話題を見るにつけ祖父母からぽつぽつと聞かされたことを思い出します […]
東京で13年ほど、6つの歯科医院にて満遍なく診療をしておりますハプラス歯科の木村と申します。 みなさま、高齢になるとところどころ身体が傷んできていると思います。父もそうで、心臓に続きずっと悪かった膝のインプラント手術を先 […]
東京で六つクリニックがありますハプラス歯科の木村と申します。 先日教わりましたが、口腔内写真撮影は、 規格写真 審美写真 の2種類あると。で、規格写真はそれはそれで、すごい価値があると、教わりました。ですが今日はどんどん […]
東京で六つほど歯科医院をやっておりますハプラス歯科理事長の木村と申します。 この歯科の世界、医療の中でもお医者さんと少し違うのが審美、美容を扱っているところです。割と見られるところをやっていますので。美容外科や美容系の皮 […]
東京で6院ほどクリニックをやっております、ハプラス歯科とちくわ歯科の木村と申します。 身内の手術に際しての記載はそれ読んだよと、多くの患者さまにご共感いただきました。一言で言うと心配だし怖い、それは書いてしまうと当たり前 […]
東京でかれこれ20年ほど、6つのクリニックをしています歯医者の木村と申します。お世話なっております。 わたしいい歳になりましてさらに禿げが進行し、そのまま綺麗に禿げ上がることを着々と準備しておりますが、スキンになるとルッ […]
歯医者20年目になりました。年齢、バレますね。ハプラス歯科とちくわ歯科、6院をやってます歯科医の木村と申します。 先日父が心臓の手術した時の事はこちらに書いたのですが、無事に経過は良く、父は退院し、そして今度は本当にやり […]