答えはイエスです。
ひとつは年齢が若すぎる場合。
あごの骨に人工歯根を埋め込むため、骨が成長している時に治療をすると
歯並びや見た目の仕上がりに不具合が出ることがあります。
あごの骨が成長し終わる20歳前後からがインプラント治療可能な年齢です。
逆に上限はなく、80歳以上での症例も数多く報告されています。
もうひとつが、肝機能障害や貧血などの全身的な疾患を抱えている場合。
例えば肝機能障害であれば、手術が大きなストレスとなり
ひどい時には肝不全を発症して重篤な全身状態に陥ることも考えられます。
実際、患者さんの病気を把握せずに治療を開始したため、
術中や術後に健康状態が悪化するケースが問題となっています。
ただし後者の場合は、内科への通院などによって十分なコントロールがされていれば
安全に治療を行うことが可能です。
当院でも、診察とカウンセリングで患者様の健康状態を伺った上で
最適な治療プランをご提案しています。