都道府県で一人あたりの虫歯の数はどのくらい違うのか。
ここでは、全国の12歳児を対象に文部科学省が毎年行っている健康調査※1から
2015年の結果をランキング形式で見てみましょう。
栄えある、一人平均虫歯数が少ない県のトップ3は:
・1位 | 新潟県(0.5本) |
・2位 | 愛知県(0.6本) |
広島県(0.6本) | |
岐阜県(0.6本) |
全国平均が0.99本ということで、上位の県はいずれも平均を大きく下回ります。
しかも1位の新潟県は、1999年から16年連続でトップの座をキープ。
同県は20年以上前から学校と歯科医院の連携による積極的な虫歯予防に取り組んでおり
給食後の歯磨きは90%以上の保育園や小学校で実施されているそうです。
また新潟市は全国県庁所在地における歯ブラシ消費量でも上位に入っており
歯に対する意識の高さが伺えます。※2
ちなみに虫歯が多い県のトップは、一人平均2.2本の沖縄県でした。
※1 文部科学省(2015). 平成26年度 学校保険統計調査
※2 新潟県(2014). 歯科保健推進条例 啓発リーフレット