歯を健康に保つためには、歯科医院での定期健診に加え
患者様ご自身による日々のケアが欠かせません。
大切なのは、1日１回でいいので、しっかりと歯磨きをすること。
虫歯や歯周病の原因となるプラーク（歯垢）は
発生してから歯を溶かしはじめるまでに24～48時間かかると言われています。
1日に何回も磨くより、1回の正しい歯磨きでプラークを取り除くことが大切です。

歯磨きといえば歯ブラシですが、歯の間や歯茎との境目は磨きにくく
十分にプラークを除去することができません。
ある調査では、正しく磨いた場合でも
歯ブラシでは、歯間のプラークの50%しか取り除けないという結果も出ています。

そこで当院がおすすめしているのが「スウェーデン式歯磨き」です。
虫歯予防先進国といわれるスウェーデンで行われている歯磨き方法です。
やり方は簡単。
まず毛先が小さくとがったタフトブラシで2分磨いたあと
いつもの歯ブラシで1分磨くだけです。

時間がある時には、デンタルフロスも加えてみましょう。
タフトブラシでも磨きにくい、歯と歯が接触している部分や
歯肉の中の歯周ポケットも掃除することができます。
ブラシで磨き終わったあと、1分間でいいのでフロスも試してみてください。