「苦痛」というぐらいですから、痛いのは嫌だ、不安だ、と感じられるのは当然です。
インプラントが日本に導入された1980年代はもとより、10~20年前と比べても
今は外科の技術自体が進歩しています。メスを入れる量、与えるダメージの量が
格段に少なくなりました。
また、使える薬品も治療後の管理もかなり進化しています。
それでも少しは痛みが出ます。
当院でも「抜歯と同じくらい痛かった」とおっしゃる患者様もいらっしゃいます。
それでも10人に8人くらいは「じんわり痛んだけど大丈夫でした」と
おっしゃっていただいています。
ただし、埋め込む本数が多くなれば、その分痛みや腫れも強くなる傾向にあります。
普段から歯のお手入れを行い、抜歯したら早めにインプラントや
その他の治療を検討することが大切です。
インプラントの失敗のリスクや安全性に不安を感じていらっしゃるなら
まずは施術経験が豊富かつ
最新の設備を導入している医院に相談することをお勧めします。
また、患者様ご自身の歯の状況やご要望をきちんと把握し、患者様本位の治療を
行ってくれるかどうかも見極めのポイントだと思います。
私が担当させていただいた3000人近い患者様のなかでも
1~2%ですがインプラント治療以外の方法を勧めた経験があります。
インプラント治療を行うには条件が悪い
つまり安全性を確保できないケースは、その旨をきちんとお伝えします。
当院では、なにより患者様との信頼関係が重要という理念の元
カウンセリングに力を置き、痛みを抑える治療を心がけています。