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渋谷ハプラス歯科糖のちょっと深いお話 2[2018/08/07]

強い台風第13号は暴風域を伴って、8日午後には伊豆諸島に接近し、
その後、9日午前中には東京地方にかなり接近するおそれがあります。
とのことです。
台風は今回も日本列島を直撃するようです。
大雨が降るみたいですので、外出にはお気をつけください。
さて、昨日に引き続き、糖に関するお話をしたいと思います。

ひとくくりに糖といっても
いろんな種類の糖があるのをご存知ですか?
単糖類のブドウ糖(グルコース)果糖(フルクトース)ガラクトース
二糖類の砂糖(スクロース)麦芽糖(マルトース)乳糖(ラクトース)
多糖類はでんぷんなど。
糖質の中でも構造によって分類されます。
この構造がシンプルであればあるほど生体に早く吸収されます。
複雑な多糖類は、消化に時間がかかるためゆっくり体内に吸収されます。
さらに、
炭水化物というのは、糖質+食物繊維の総称で、
パンとかご飯とか、麺類、イモ類等を指します。
食物繊維が多く含まれていればいるほど、
もっと消化吸収のスピードは遅くなります。
つまりは、
おなじ量の糖を含む食べ物でも、
「食べ物によって血糖値の上昇速度が全く違う」
ということです。
一番シンプルな構造のブドウ糖を摂取した場合と
繊維を多く含む大豆焼き菓子を食べた場合では、
血中グルコースの変動値に大きな差が出ます。
例えば
空腹時に砂糖がたくさん入った清涼飲料水や缶コーヒーを飲むと、
糖分は即座に体内に取り込まれ、30分以内に血糖値は急上昇します。
血糖値の急激な上昇は「血糖値スパイク」と呼ばれ、
血管にダメージを与え、動脈硬化や糖尿病の合併症を進めやすくします。
また、急激に血糖値が上昇すると、
膵臓から大量のインスリンが分泌されます。
大量のインスリンは血糖を急激に下げるため
身体のだるさや不快感を引き起こします。
インスリンが大量にまた長時間分泌され続けると
体内でインスリンが効く仕組みが崩れていきます。
インスリンが枯渇したり、効きが悪くなると、
血糖値をコントロールできなくなってきます。
糖尿病の発症です。
糖尿病は生活習慣病です。
食生活習慣をできるだけ早いうちに改善し、発症を予防する必要があります。
ではどのように改善・予防すればいいのでしょうか?
続く。
矢野

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