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祖母のこと

| その他 | 2017,08,07, Monday 08:09 PM |
先日、本当に急だったのですが、祖母が他界いたしました。89歳でした。
何人かの患者様には予約の変更をお願いしてご迷惑をおかけしたので、ここで改めてお詫び申し上げます。以前にもブログに載せていた祖母で、何人かの患者様には気にかけていただいていました。
最後の時には間に合いませんでしたが、少し落ち着いて、通夜の前、少し口腔内をみさせてもらいました。最後の時のことも、書ける範囲で書こうと思います。

亡くなった原因は、おそらくは誤嚥によるものだとのことです。

5年ほど前から認知症が進行し、ここ2年は麻痺と拘縮も生じて、食事はとろみのついた流動食、口腔ケアは身内による一日2度のブラッシングでした。写真は最期亡くなる3ヶ月前のブラッシングの様子です。
残存歯数は20本あるかないかで、着脱式の義歯はありませんでしたが、片麻痺ですので顎位は変移し、そのため全体的に歯牙は動揺していました。施設の方もよく工夫してくれていたようで、それでも毎食ほぼ完食していたようです。
右上2のインプラントは、上部構造がおそらく補綴のネジの緩みにより動揺していました。1年ほど前からその状態で推移しており、どうしたものかと経過観察している最中、永眠となりました。

・老いて身体が弱くなると、どんなに精密な治療でも悪くなってはいく。
・ケアが行き届かなくなっても、それでも歯牙は一定期間機能する。健康寿命の延伸にも寄与している。
・インプラントや固定性の補綴物は、年齢に応じた清掃性を最大に考慮されたものであるべき。

最後の時を迎えるにあたって、歯や口のことで考えたのは、まとめるとそんなところでしょうか。治療上考慮すべきことを改めて考えさせられました。人生のこと、幸せや成功とは何かといった事も、最後の最後まで祖母に教わりました。四日も休んでしまいましたが、気持ちの整理もつき、また前向きに診療しております。

最近患者さんとよく話すのは、結局どのうように治療して、最後にどうなっているのかということです。
長い目で見た時に良かったなと思える治療と人生にしていきたいものです。
ご協力いただいた皆様、改めてありがとうございました。



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